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銭湯で瓶牛乳を販売するために必要!食品衛生責任者とは?

銭湯で瓶牛乳を販売するのに「食品衛生責任者」の設置と保健所の許可が必要とTwitterの投稿で話題になっています。

銭湯の瓶牛乳

「銭湯で当たり前のように飲めると思われている瓶牛乳ですが、実は販売するには食品衛生責任者の設置と保健所の許可がいります。」といった内容と共に数種類の瓶牛乳の写真が投稿されTwitter上で話題となっていました。

製造するとなると何かしら資格のようなものは必要だろうと予測はつくのですが、こういった瓶牛乳の販売だけでも資格が必要なんですね!

Twitter上では、「そうなんだ!」「食品衛生責任者の届け出いるんだ!知らなかった!」や「食品衛生責任者持ってます!」「私も持ってるから瓶牛乳売れる!」など、すでに食品衛生責任者を所持しているという方も多いようでした。

また「何気なく楽しんでいたけど実は影で頑張っている方々のおかげで楽しめているお風呂上がりの瓶牛乳だったんだ!」といったコメントも!

確かにそうですよね!今回の銭湯の瓶牛乳に関わらずですが、たくさんのものがお店で売られている背景にはたくさんの人の努力や苦労があります。

それらを当たり前のように購入できることに日々感謝です!

「食品衛生責任者」とは?

 銭湯での瓶牛乳販売にも必要な「食品衛生責任者」とはどういったものなのでしょうか?

HACCPといって食品製造のための衛生管理の手法のことなのですが、そのHACCAPに沿った食品衛生法の管理運営にあたる人のことで、営業施設の公衆衛生上必要な装置の厳守のために、必要な注意を行ったり、営業者に対して必要な意見を述べるように務めることが定められているようです。

また、食品衛生責任者の設置と義務は法律で定められており、食品販売や製造を行う全ての事業所において配置しなければいけない融資資格者のことを指します。

要するに、飲食店では食品衛生に詳しく、そういった指導や管理に務めることが可能な人が必要で、それを証明するために「食品衛生責任者」の資格者が必要ということなんですね!

飲食店でよく見かける食品衛生責任者と書かれた賞状のようなものにはこういった背景があったんですね!

取得方法は?

 飲食店営業に必ず必要な「食品衛生責任者」ですが、どのようにして取得するのでしょうか?

基本的に食品衛生責任者講習会というものを受講することで取得が可能なようです。

一日で全ての科目が終わり、講習終了後には終了試験が実施されますが、きちんと講習を受けていれば答えられる内容のものばかりで、難易度は高くないよう。

講習は各都道府県の食品衛生協会が主催しており、保健所においてある申し込みはがきや、インターネットで申請が行えるようです。

また、講習会は月に複数回、定期的に行われているそうです。

資格と聞くと難しいし取得に時間がかかるなどといったイメージを持ってしまいますが、飲食店営業に欠かせない「食品衛生責任者」の取得は一日で受講できるなど、何日も通い続ける必要もなく、比較的取りやすいように思いました。

また、コンビニやスーパーでも同様に設置が必要らしく、有効期限もないため、取っておくと将来役立つことがあるかもしれません。

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