新型コロナウイルスの感染拡大が収束せず、開催が議論される中、五輪グッズの売上もどうやら低迷しているようです。
東京五輪オフィシャルショップの現状
一時は、全国89店舗にまで展開された東京五輪オフィシャルショップでしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2020年6月にその数店舗が閉店。
その後も、テナント契約がオリンピックが終了する予定であった9月で切れるという内容や、営業を続けていくに当たり、追加費用がかさむなどの理由から、閉店を決断した店舗も多かったよう。
東京五輪の1年延期に伴って、販売期間そのものは延長されましたが、営業中の店舗に関しても、新型コロナウイルス感染症対策に伴う、営業時間変更や休業を余儀なくされ、現在も売上は低迷しているとのこと。
新型コロナウイルスがまだ流行していなかった、2019年、百貨店に行った際、初めて見た東京五輪のオフィシャルショップに
「いよいよ東京五輪だ!」
と胸が高鳴ったのを覚えています。
その後、あまり見かないように思っていた背景にはこのような現状があったんですね。
東京五輪グッズはどこで買える?
新型コロナウイルスの影響を受け、店舗数が激減してしまった東京五輪オフィシャルショップですが、今年の延期開催に当たり、複数の店舗が再オープンしているようです。
それ以外に、東京2020オフィシャルショップがオンライン上で運営されており、数多くの商品が販売されています。
中には、オンラインショップ限定の商品も見受けられました。
また、3,000円以上お買い上げで、記念品が手に入るなどのキャンペーンも行われているようです。
売れ残ったグッズはどうなる?
開催まで残り1ヶ月を切った東京五輪!
現段階では、このグッズ問題について
「大量に売れ残ってゴミと化すことは覚悟しています」
と口にした関係者もいるよう。
東京五輪開催に対し、根強い反対論が巻き起こっている中、開催ムードが高まらず、東京五輪のグッズを購入しようという気持ちになる人も現状少ないのかもしれません。
ネット上でも同じように「このような状況で東京五輪グッズを買おうと言う気にならない」などの意見が多く見られました。
また、「売れてないってことは、将来希少価値が上がるかも?」なんて興味深いコメントも!
現在、この現状に対する解決策は出されておらず、今後の売れ行きが心配ですが、東京五輪閉会と共にグッズが破棄になってしまうとういような悲しい展開だけは避けたいものです。
そして今後、解決案が出されるなど、良い方向へ向かっていくことを願います。