7月25日に行われたスケートボードの男子ストリートで堀米雄斗さんが初代王者に輝きました。
五輪初代王者
東京都江東区にある有明アーバンスポーツパークで7月25日に東京五輪からの新種目、スケートボードの男子ストリートの決勝が行われ、堀米雄斗さんが金メダルを獲得しました。
スケートボードは東京五輪からの新競技で、堀米雄斗さんは同時に五輪初代王者にも輝きました。
ネット上では、「おめでとうございます!!!」「金メダルおめでとう!」「やばい!」「歴史を残してくれてありがとう」「超かっこよかった!」などの祝福の声がぞくぞくと寄せられていました。
また、「スケボーがこんなにかっこいいスポーツだと思っていなかった!」「スケボーの魅力を教えてくれてありがとう!」「今日をきっかけに日本でのスケボーへの見方が変わるだろう。」などといったコメントも。
確かに、スケートボードはこの東京五輪で新競技として取り入れられたばかり。
他のオリンピック競技に比べるとまだ知名度は少なく、今までにスケートボードの試合を見たことが無いという方も多いのではないでしょうか?
私もその一人で、スケートボードの種目やルール、試合の行い方など全く知りませんでした。
正直スケートボードと聞くと、若者が遊び感覚でしている!なんて印象を持っていましたが、コメントにもあるように、今日をきっかけにスケートボードに対する印象は確実に変わりました。
一方で、スケートボードが公園の施設を破壊しているのは事実。
この問題に関しては前々からニュースやネット上で多く取り上げられており、現在は多くの地域、特に公園などではスケートボードが条例で禁止されています。
この様にあまり良い印象を持っていないという方も多いと思いますが、そんな状況下での今回のスケートボードの金メダル獲得。
スケートボードに対する見方が今後変わっていけばいいですね。
ストリート種目とは?
今回、堀米雄斗さんが金メダルを獲得したスケートボードのストリート種目とはどのような競技なのでしょうか?
街にある階段や手すり、壁、ベンチ、坂道などを配したコースで行われます。
競技は1人ずつ行われ、コース内でさまざまな技を行い、その技の難易度や高さ、スピード、完成度など全体の流れを見て審査員が総合的に判断し採点されます。
なお、東京オリンピックではこのストリート種目に加え、パークというパーフパイプのように丸まったコースを技を披露しながら競うという種目の男女合わせ計4種目が追加されています。
堀米雄斗さんについて
東京都江東区出身。
6歳の時に父の影響でスケートボードを始めたそう。
高校卒業後にスケボーの本場を拠点にプロとして活躍するため渡米。
その後世界最高峰ツアーのストリートリーグで日本人初優勝するなど今までにも数々の記録を残されています。
堀米雄斗さんの今後の活躍にも期待です。