日本人では2007年以来
米リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手が18日(日本時間19日)、本拠地でのタイガース戦に「2番・DH」で出場。
2試合ぶりのホームラン20号、21号を放ちました!!
弾丸ライナーでフェンスを越えた20号本塁打は
・打球角度18度
・打球速度184キロ
の低くて強烈な打球で、球場全体が騒然としたとのこと。
「弾丸ライナー」とはスポーツ用語で、主に野球において「弾丸のように低く鋭く飛ぶ打球」のことを言います!
これまでの日本人メジャーの20号到達は2004年、2007年の松井秀喜さんのチーム106試合目が最速でした!(2004年106試合出場、2007年93試合出場)。
最速到達日は松井秀喜さんの2007年7月31日ホワイトソックス戦だったので、今回、シーズン20号にチーム70試合目(65試合出場)を6月18日に達成した大谷翔平投手は松井秀喜さんの記録をかなり大幅に塗り変えていますよね!!
日本人野手でシーズン20発を複数回記録するのも松井秀喜さん以来の2人目です!
オールスターのホームランダービー
そして、試合前にはオンライン会見に臨み、7月12日(日本時間13日)に行われるオールスター戦前夜祭のホームランダービーへの参加を表明し、優勝について
「出るからには目指したい」
と宣言していました!!
自身のインスタグラムでも英文で
「2021年のホームランダービーへの参加を発表できることに興奮しています。コロラドで会いましょう」
と綴っていました。
「ホームランダービー」とは、MLBオールスターゲームの関連イベントとして1985年から行われるようになったもので、オールスター戦の前夜祭のことです!
内容は、原則オールスター出場選手の中から8人が出場し、本塁打数の合計を1回戦、準決勝、決勝と3ラウンドで競います。
4分間に球数無制限で何本打てるかで決められ、途中45秒間のタイムアウトがあり、飛距離440フィート(約134メートル)以上のホームランを2本以上を放つと30秒間のボーナスタイムが得られ、本塁打数が対戦者と同数になった場合は、1分間のタイブレークが追加される。それでも同数の場合は、時間制限はなく決着が着くまで3スイングずつ打っていくというものです。
ホームランダービーに出た日本人選手は?
日本人選手では2008年にマリナーズのイチロー選手の出場が噂されたものの、実現しませんでした。
体力の消耗が激しく、本塁打競争の優勝者はその後に調子を崩すことが多いのです。
日本人としては大谷選手が初めてです!
オールスター後に調子が崩れるのは心配ですが、優勝すれば嬉しく思います。
楽しみですね!!